「人と人との信頼関係は「不便さ」の中で育つ」
斎藤茂太(精神科医、随筆家)の本に書かれてあった言葉、第2弾です。
「人と人との信頼関係は「不便さ」の中で育つ」
考え方、感じ方が異なる人と顔を突き合わせて、コミュニケーションを重ねてゆくことは、
面倒なところがあります。意思疎通をはかってゆくためには、ある程度の時間もかかる。
お互いに不愉快な思いをしなければならないときもある。
会って話をするよりもメールの方が相手の都合を気にせずに、言いたいことを一方的に伝えて
ゆけばいいのだから楽には楽だ。しかし、それが相手に理解されているのかどうかは別の問題
だ…というのです。
確かに、メールは伝えたいときにすぐ伝えられ、メールをしたのだから相手は「理解されたも
の」と勝手に思い込みがちです。
簡単に送れるメールで、簡単に信頼関係が築けるわけがないということですね。
会って話をするほどでも…というときでも、あえて足を使い会いに行き、面と向かって話を
することで、本当の気持ちというものが伝わるということです。
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。