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月次報告を行いました

金融機関の格付け対策

2012 年 11 月 2 日 金曜日

どこの会計事務所に頼んでも決算書は作成してくれますが、その決算書は銀行の
格付を意識したものになっているでしょうか。実は、勘定科目や表示場所を変える
だけで格付を上げることができる場合があるのです。

まず銀行の格付が決まるまでの流れをご確認下さい。

①一次評価-定量評価・・決算書に記載されたそのままの勘定科目・金額を、手を加えることなく客観的に、自動的に評価するもの。
  ↓         
②二次評価-定性評価・・財務データでは表現されない事項について評価するもの。具体的には、対象となる企業が属する業界の特性や動向、その企業自身の特性や経営者の能力などが挙げられます。
  ↓
③三次評価-実態調整・・一次・二次の評価では測り得ないリスクを反映し調整するもの。具体的には、回収が滞っている売掛金や売れない在庫などの不良資産をチェックし決算書を会社の実態に合わせて調整する等があります。

格付をする上で圧倒的に重要なのは一次評価で、そのウェイトは70~90%といわれています。
ということは決算書の数字次第で会社の評価はほぼ決まるといっても過言ではありません。
いかに決算書を良く見せるかが重要となるわけです。

次回は具体的な方法についてご説明いたします。

もう一度読み直す

2010 年 11 月 30 日 火曜日

 

先日、顧問先の社長さんと面会した際に出た話題です。

一度読んだ本をもう一度読み直すと、最初に読んだ時とは違ったものが見えてくると。

会社を経営していくのはマラソンにたいなもので、快適に走れる時もあれば、足が重くて

前に進むことがしんどい時もあって、同じ内容の本でも、それを読んだときの会社の状況や課題、

経営者の方の考えの違いによって、その時その時で、そこから見えてくるものが違ってくると言うものです。

本には2種類あるように思います。情報を獲得する術としての読み物と道標となりえる読み物。

後者は何度も何度も読み直すことで、体得していくように感じます。

私自身、この話を聞いて、社会人1年目の時に買った本をもう一度読み直してみようと思った次第です。

経営改善に関する話し合い

2010 年 10 月 1 日 金曜日

 

どの業界におきましても中々厳しい環境でありますが、

先日、顧問先の経営者および経理担当者の方にお越しいただきまして

経営改善に関するお話をさせて頂きました。

経営者の方の問題(必要な取り組み)と経理担当者の方の問題を

分けてお話させて頂きました。その際に改めて痛感したことは、一事が万事である

ということ。残念ながら経理処理が遅れがち、または処理モレが多い会社は

損益および財務内容に問題をかかえている会社が多い傾向があります。

こういった環境下であるからこそ、適切で迅速な経営判断が求められます。

こういった環境下であるからこそ、我々会計事務所もお客様に対する強力な指導力

が必要であると痛感致しました。


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