次のA・Bどちらの社長の給与計算方法が正しいでしょうか?
A社長:うちの会社は土日の完全週休2日だから、日曜は休みで土曜日に出勤した場合は休日出勤で割増35%払っているよ。
B社長:うちの会社は土日の完全週休2日だけど、日曜は休みの場合、土曜日の出勤には時間外の25%しか払っていないよ。
答えは、B社長が正しく、A社長は?です。
(厳密に言うと時間の計算まで考えないといけませんが)週休2日の会社の場合、1週間のうち1日の休日が確保できれば、もう1日の休みに勤務をさせても休日労働の35%以上ではなく、時間外労働の計算をし25%以上の割増を払えばいいことになります。
ですから、所定休日の出勤であっても休日出勤の割増ではなく、時間外の割増で計算しているB社長の考え方は正しいです。
しかし、A社長も35%(25%以上)払っているのですから、考え間違いしていますが、法的に問題があるわけではありません。
試験問題では、B社長が正解ってことになるでしょうが・・・
給与計算をするにあたっての休日出勤とは?
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
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