会社が存続している理由は?
顧問先の社長さんの奥様(経理責任者)から伺った話です。
とある保険会社主催の講演会に社長さんが参加された際に、講演者の方が
会社が存続する理由をいくつかあげられて、順位付けを行われたとのこと。
決断力、分析力などなど。その中で「運」というものもあったようです。
社長自身も自分の会社に立ち返って、その理由をじっくり考えられたようで、
その結果、自社の存続理由の最も大きな理由は「運」という結論に至ったとのこと。
中々言えるようで、言えない言葉。
言う方次第では、軽くなったり重くなったりの印象を聞き手に与えてしまう言葉です。
奥が深い言葉として私は受け取りました。
23期存続している会社の社長の言葉です。
タグ: 中小企業, 経営戦略
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。