お客さんに聞いた業界の最近の状況-婦人衣料編
昨年からつづいていたアウトレットブームが、関西では落ち着いてきたようですが、
そのブームにのった企業は、業績を伸ばしたようです。
また、ネット販売や大手SPA店や外資系ファストファッション店など、競合環境は厳しく
なるばかりですが、高付加価値による差別化ができている会社はかなり業績を伸ばしています。
現在起きている問題は、アジア(極東)生産の納期の長期化とコストアップです。
諸外国のアジアへの生産拠点の乱立により、現地人の労働環境が改善され、労働賃金アップと
労働者不足が慢性化したことと、最近の政情不安が原因の一部です。
納期の長期化と原価アップに対応する為に、発注の早期化と需要予測の精度向上が課題
とのことです。
しかし、流行・サイズ・色・為替・季節のすべてが関係するので、需要予測はかなりむずかしいそうです。
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。