泉佐野市が「飼い犬税」を検討し始めたとのニュースがありました。
「飼い犬税」新聞記事によりますと、狂犬病予防法に基づき登録されている市内の犬は約5,400匹。
早ければ2年後に導入し、税収は放置を見回るスタッフや掃除の人件費に充てるとのことです。
別の記事によりますと、1955年頃には約2,686の自治体が「犬税」を導入していましたが、徴収コスト
などの理由で廃止となり、現在はペットを対象にした法定外税はないそうです。
市は1月から、飼い主がふんを放置した場合には1,000円の徴収を始めたそうですが、徴収例はないそ
うです。(自主的に納付はないでしょうし、現場を目撃しても徴収は難しいですよね。)
市には、2011年に少なくとも32件の苦情があったそうですが、実際には32件ではすまないと思います。
犬の散歩は毎日のことですし、習慣というものもありますし、苦情も言わず、他人のペットの後片付
けをされている人もいるのが現実です。
一部の飼い主のマナー違反のために、マナーを守ってらっしゃる飼い主の方には大変申し訳ないので
すが、「飼い犬税」を納めてもマナー違反は減るどころか逆に「税金納めてるから…」と、マナーを
守らないかたが増えてしまうのではないかと心配ですが、マナーを見直す良い機会になれば良いのに
と期待しています。マナーを守りましょう。