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問題点から解決策を導くには

 クライアント様に入力いただいた会計データを監査して月次試算表を作成すると、
数字からさまざまな問題点が見えてきます。

 よくある例の一つが「営業利益がマイナス(損失)になっている」という問題です。
この問題点から解決策を導き出すにはどうすればよいか?ですが
問題点⇒解決策 といきなり解決策を考えると、なかなか出てきにくいかと思います。
そこで、問題点と解決策の間に課題をおいて
問題点⇒課題⇒解決策 の順で考えるとわかりやすくなります。

 ただ、この課題をおくということに対して「問題点と課題の違いがよくわからない」
と言われることがよくあります。
問題点「何が、どこが」、課題「なぜ、何で」、解決策「どうすれば」と考えてみて
ください。そうすれば難しくはありません。
問題点=営業利益がマイナス
課題=粗利益より経費が多い⇒①粗利益が少ない②経費が多すぎる
解決策①=粗利益率の改善=安売りをやめる
解決策②=経費の削減=無駄な経費がないかをチェックする
という考え方です。
一度この考え方で、自社の 問題点⇒課題⇒解決策 を導き出してみてください。

コンサル担当:衣川

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税理士事務所・会計事務所が未来における真の役割

「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」

税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。

財務会計から管理会計へ

財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。

過去会計から未来会計へ

今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。


  1. 金融機関に対して、税理士として自社の決算書の内容を適切に説明できない
  2. 自社の決算書を使って改善する方法がわからない
  3. 税理士に限らず税金以外の経営に役立つ情報がもっと欲しい

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