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お客様からお預かりした会計資料から感じること

 私は学生の頃将来何がしたいか何になりたいか、いくら考えてもずっとわからないままで、結局一般事務職に就きました。
けれども何年働いてもお茶汲みのままのように感じ、専業主婦を経て再び働くにあたっては自分には何もないことを思い知らされました。
そして今度こそ手に職をつけたいと思い経理事務をすることにしました。
会計事務所で感じるのは、日々仕事をしながら経験を積めるのでこの仕事に就いてよかったということです。

 今担当している監査補助の仕事は、資料を見ながら月次処理をするのが主で、お客様にお目にかかったりお話を伺うことはありませんが、お預かりした資料を通して感じることがあります。
一生懸命取り組んでおられるなとか、必要に迫られてされているのではないかなとか、ほとんど人任せだなとか。
私の知人に、商売をしている家に嫁いで、ある日義父母から帳簿類を渡され「えってなったわ、簿記なんかわからんし」と言っていた人がいました。この知人のように自らの意志と関係なく会計に関わることになった方もいらっしゃるでしょう。
 会計を自分でするメリットは、①その分顧問料を抑えられます②担当者や所長にもっとつっこんだことが聞けます。③なにより自分の会社やお店の状況がよりわかるようになります。
今はまだ「会計のことはよくわからない」という方にも少しずつがんばっていただけたら嬉しく思います。
私も目の前の資料とにらめっこしながら応援しております。

担当 菅沼

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税理士事務所・会計事務所が未来における真の役割

「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」

税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。

財務会計から管理会計へ

財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。

過去会計から未来会計へ

今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。


  1. 金融機関に対して、税理士として自社の決算書の内容を適切に説明できない
  2. 自社の決算書を使って改善する方法がわからない
  3. 税理士に限らず税金以外の経営に役立つ情報がもっと欲しい

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