書を捨てよ、町へ出よう
みなさんは今、何かを勉強していらっしゃいますか?
他の業種でも勿論、人生一生勉強というように、勉強している方々は多いと思うのですが、士業関係に勤めてみて、周りを見渡すと特に何らかの資格取得を目指している方々が多い感じがしました。
かくいう私も今、税理士資格取得の為、某予備校に通っています。
勉強は勉強でとても楽しくて、実務においても役立つことが多いのですが、現実は小説より奇なりというのか何というのか、やはり学校で習ったことの枠にはまらなくて、自分で判断していかないといけないことがたくさんあります。
それを自分で判断していくためにもやはり実践的なOJT(On-the-Job Training)は必要不可欠なのではないでしょうか。
これは私が不器用だからだと思うのですが、勉強脳に偏ってしまうと、頭でっかちになって、何事も杓子定規に堅く考えがちになる気がします。
そこで寺山修二曰く、「書を捨てよ、町へ出よう」。
とはいいつつ、やっぱり私は資格をとるまで、しばらく書を捨てられませんけれど・・・。
それでも、たまには本を閉じて、ゆったりと周りを見渡すために、町に出てみようと思います。
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。