中小企業には同族会社が多いですね
弊社の顧問先様にも、経営陣が家族・親族という「同族会社」は多いです。
社長にかわって親族が資金管理したり、事業承継がスムーズに進んだり、
株主構成が安定したり、と中小企業にとってメリットは多いです。
しかし、同族経営が悪い影響を与えるケースもあるようです。
以前、関与させていただいた会社の社長のご家族と打合せをすると、
従業員の方々を「家来」のように思われているふしが見られ、違和感を感じました。
子供の頃から、社長の家族として気をつかわれて、誤解されていたのかもしれません。
結局その会社では、労務問題が経営に大きな影響を与えることになりました。
「同族会社」はメリットもデメリットもありますので、注意しましょう。
この投稿へのコメントは RSS 2.0 フィードで購読することができます。
コメントを残すか、ご自分のサイトからトラックバックすることができます。
「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。