クライアント様に入力いただいた会計データを監査して月次試算表を作成すると、
数字からさまざまな問題点が見えてきます。
よくある例の一つが「営業利益がマイナス(損失)になっている」という問題です。
この問題点から解決策を導き出すにはどうすればよいか?ですが
問題点⇒解決策 といきなり解決策を考えると、なかなか出てきにくいかと思います。
そこで、問題点と解決策の間に課題をおいて
問題点⇒課題⇒解決策 の順で考えるとわかりやすくなります。
ただ、この課題をおくということに対して「問題点と課題の違いがよくわからない」
と言われることがよくあります。
問題点「何が、どこが」、課題「なぜ、何で」、解決策「どうすれば」と考えてみて
ください。そうすれば難しくはありません。
問題点=営業利益がマイナス
課題=粗利益より経費が多い⇒①粗利益が少ない②経費が多すぎる
解決策①=粗利益率の改善=安売りをやめる
解決策②=経費の削減=無駄な経費がないかをチェックする
という考え方です。
一度この考え方で、自社の 問題点⇒課題⇒解決策 を導き出してみてください。
コンサル担当:衣川