もう一度読み直す
先日、顧問先の社長さんと面会した際に出た話題です。
一度読んだ本をもう一度読み直すと、最初に読んだ時とは違ったものが見えてくると。
会社を経営していくのはマラソンにたいなもので、快適に走れる時もあれば、足が重くて
前に進むことがしんどい時もあって、同じ内容の本でも、それを読んだときの会社の状況や課題、
経営者の方の考えの違いによって、その時その時で、そこから見えてくるものが違ってくると言うものです。
本には2種類あるように思います。情報を獲得する術としての読み物と道標となりえる読み物。
後者は何度も何度も読み直すことで、体得していくように感じます。
私自身、この話を聞いて、社会人1年目の時に買った本をもう一度読み直してみようと思った次第です。
タグ: 中小企業, 経営戦略
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。