会社の数字をどの程度オープンにするのか?|大阪の税理士事務所|竹内総合会計事務所の公式ブログ

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月次報告を行いました

会社の数字をどの程度オープンにするのか?

2009 年 11 月 27 日 金曜日

「会社の数字を従業員にオープンにしようと思うのですが、どの程度開示すればいいでしょうか?」

月次訪問でお伺いしている際にこのようなことをよく質問されます。正直、この答えは会社によって様々です。

経営者の方の経営スタイル、創業社長か二代目社長か、数字の公開に思い至った経緯と目的は何か?、粗利益に

対する人件費の比率はどの程度か?、これらの要因が会社によって様々ですので、どの程度公開することが

会社=経営上メリットがあるのかは様々だということです。

現在のような経済状況下で、このような思いに至る背景として多いのは、経営状況が悪くなり、社員にもっと頑張って欲しい、具体的には

経費削減において意識レベルを高めて欲しい、こんな状況だからこそもっと売上を上げるor利益を残す

ことに工夫と積極的な行動を起こして欲しい、などなど。

心情的にはよく理解できます。しかし大切なポイントが一つ。

それは、抽象的な説明では何ら効果は期待できないということです。

試算表上の数字を説明したところで、当然営業部門の方、製造部門の方はピントきません。

「現実の数字」と「行動の具体性」をリンクさせて、分かりやすく伝えること、そこにストーリー性を持たせて伝えること、

そして何をしたらどんな数字に変わる可能性があるのかをはっきりと明示すること、これが大切なように思います。

伝え方を間違えると、経営者の方が期待する効果とは真逆のマイナス効果を生む恐れがあります。

予実績管理

2009 年 11 月 13 日 金曜日

毎月ご訪問させて頂いているクライアントさまのお話です。

IT関係のクライアントさまなのですが、今期から会計ソフトの中の予算管理機能を活用して、

毎月の試算表と照らし合わせ予実績管理を行っています。私の担当先でもこのレベルで

きちんと管理されているクライアントさまは正直少ないのが現状です。外部環境が悪くなってきているので、

販管費の科目ごとに年間予算を決定し、毎月の消化率を把握したいという社長さまのご希望で導入しました。

売上は未確定要素が大きいものですが、販管費は経営者の決断ひとつです。

さて、今日はちょうど半期(6ヶ月)の経過報告。

単月、累計の推移をご説明した後、予実管理に移ります。

売上。。。想定していた数字より若干のUP。いい感じです。

原価。。。原価率も前期よりUP(前期は特殊事情があったのですが・・)。これもいい感じです。

販管費。。。科目の中には半期で年間予算の70%を消化しているものもありましたが、お話を伺うと

       上期でほとんど発生して、下期ではほぼゼロとのこと。安心しました。:-o

予算科目の中には想定より早いスピードで消化しているもの、予算のほとんどを消化せずに推移しているもの、

これらの現状を確認後、下期に関しての経営見込みをお伺いしながら、下期予算を再設定致しました。

こういった予算管理は資金繰りにも直結する経営的に大切な作業です。

まだ目に見えない先に起こりうる可能性のあるリスクを最小限に抑える、こういった観点から

経営上、非常に大切な作業であると思われます。


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