先日、書面添付を行うためお客様の会社に訪問し、決算関係の書類を確認してきました。
書面添付とは簡単に言いますと、税理士が
「この税務申告書は適正な処理のもと作成されたものである」
と太鼓判を押すようなものです。
書面添付を行うことによるメリットは以下の通りです。
①税務調査が少なくなる又は簡略化される可能性がある。
②税務署・金融機関等からの信頼性が向上する。
これらのメリットはかなり大きいです。
①については、税務調査というのは精神的にも負担があり時間も拘束されます。
一度経験された方なら無い方がいいと思うでしょう。
②については、借入時にとても有利になるということです。
税理士が太鼓判を押した決算・申告書ということで、
書面添付を行っていない申告書より信頼性が高くなります。
上記のようにメリットが大きい制度ですので、活用した方がいいですよね。
ただし、実施するにはやはり日々の書類の整理・適正な会計処理が求められます。
自信がないという会社さんは今からでも整理されることをオススメします。
今後書面添付する会社さんが多くなることにより、実施していない会社さんが
税務調査の対象となる確率が上がることが予想されますので。
弊社では徐々に実施する会社さんが増えてきています!
ご希望の方は弊社担当までご相談下さい。