準備資料の確認書②
経理資料の準備が遅れがちな顧問先に「準備資料の確認書」を作製してお渡しすることは、以前にも
お話しましたが、今回も経理資料がなかなか揃わず、試算表を作成できるのは決算時……となりがち
な顧問先様に、その会社で準備いただく経理資料を一覧表にしてお渡ししました。
「準備資料の確認書」にチェックをいれながら書類を揃えていただき、用意できた書類はその場で
ファイルしていただけるように見出しを付けたファイルも用意させていただきました。
実際にご準備いただくのは顧問先の経理担当者の方ですので、頑張っていただくしかありませんが
複数の書類がありますと何から手をつければよいのやら…と億劫になりがちな気持ちもわかります。
そこで、毎月同じ流れで準備できればと思い「準備資料の確認書」とファイルをお届けしました。
こちらも出来るだけ分かりやすい試算表を作成し、毎月ご報告できることを願っています。
後継者の息子様も試算表の経費の補助課目をご覧になって「こんなのも分るんだ!」と言われたのを
聞いて、やはり試算表は毎月見ていただかないと!
ということで社長と毎月経理資料を揃えていただくお約束をしました。
資料お待ちしております!
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。