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「月次の会計処理について」

2015 年 8 月 20 日

会計事務所に月次の会計処理を依頼されて、「なかなか報告がない」「遅い!」とお感じの方はいらっしゃいませんか。

私が以前勤めていた会計事務所では、12月の年末調整の頃から2-3月の確定申告を経て、決算期が最も多い3月決算の申告が終わる5月の末頃までは、月次の処理は後回しになり遅れるのが当然で、2・3ヶ月分滞ってしまうこともよくありました。

弊社も他の事務所と同じように12月頃から5月頃まで忙しいのですが、所長の「それはこちらの都合でお客様には関係ない」という考えのもと、所員全員で後回しにしないよう努めています。
けれども、毎月同じ頃に資料を揃えていただけるお客様の場合は予定してすすめていきやすいのですが、資料をいただけるのが不定期だったりと期待どおりに資料が揃わない場合も多く、またなぜか資料が一時に集中してしまうこともよくあり、納期が待ったなしの申告書等を優先すると月次処理が遅れる結果となり、早くご報告したいという気持ちとはうらはらになかなか思うようにいかないのが現実です。

弊社では5月までの繁忙期が終わり、現在、事務所をあげて業務の効率化に取り組んでおります。
残念ながらただちに目に見えて成果が出るには至っておりませんが、これからもなお一層努力してまいりますので、ご理解ご協力いただければ幸いです。

担当:菅沼

売上を増やすための発想

2015 年 8 月 10 日

「売上を増やしたいけど、どうすればよいの?」と質問されることがあります。

売上の基本公式に
売上=客数×客単価
とあります。売上を増やすためには客数を増やすか客単価を増やすしかありません。

客数=既存客ー離反客+新規客
で表せますので、離反客よりも多くの新規客を獲得できないと客数は減るのです。
21世紀に入り、日本社会は高齢化により、人口減、廃業による自然な客数減がおこっています。
ですから、営業活動が苦手であっても、常に新規客の獲得の活動をするのは必然ということになります。

客単価=商品単価×購入点数×購入回数
客単価を上げるためには、商品の単品単価を上げるか、1回あたりの購入点数を増やすか、一定期間の購入回数を増やすことが必要です。

商品単価を上げるためには、付加価値(価格)の高い商品を売ること。
1回あたりの購入点数を増やすためには、ついで買いをうながすことです。
自動車のディーラーがオプションをすすめたり、保険の外交員が特約を付けるようにすすめるのがこれらにあたります。
百貨店や専門店の店員が、1つの商品を売ったあと、出口までお見送りをしていますがこれはいかがなものでしょうか。
客は購入した直後が最もその店(店員)に対してロイヤルティが高まっているのに、そこで続きの話をしないのは「もったいない」としか思えません。

購入回数を増やすためには、次の購入までの期間を短くすることになります。
日用品であれば、週に1回客を週に2回、3回と増やしていくことです。
そのための「仕掛け」をすることが重要であり、囲い込みのためのハウスカードによるポイント制などはそれにあたります。
また、営業マンによる商売の場合は、接触回数を増やすことで、離反させず、お客様の最新情報を収集・管理し、タイミングを見計らっての提案⇒販売につなげていくことです。
営業マンの上司は、もれなく提案⇒販売の活動ができているのかをチェック、指示していけるようにホウレンソウなどのコミュニケーションを密にすることが求められます。

いずれにしても、貴社の売上を上げるために、これらのどこを改善するのかを検討し、そこに労力と資金を集中投下するようにしてみてください。

担当:衣川

8月9日 21:53 

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「自動車保険でお勧めの特約」

2015 年 8 月 7 日

 車をお持ちの方は、「任意保険(自動車保険)」にご加入の方がほとんどかと思います。

「自動車保険」の中でも、様々な補償や特約がありますが、「弁護士費用特約」へのご加入をお勧めします。
理由は、『無過失の主張』でも、契約者に代わり弁護士が交渉をしてくれるからです。

 自動車保険に加入していれば、保険会社が交渉してくれるのでは? と思われる方もいらっしゃるでしょう。
確かに、加入保険会社が契約者に代わり、示談交渉をします。
ただし、契約者が少なくとも自身の過失を認めており、何%の賠償(過失割合)をするかという条件の下です。
 
 『無過失の主張』とは、契約者の車が停車中で、相手の車がぶつかってきた というケースで見てみましょう。
(「弁護士費用特約」に加入していない場合)
契約者は、「自身の車が停車中で、相手車がぶつかってきたので、こちらに過失はない」と主張します。
一方、相手は、別の状況だったと主張します。
内容は、「お互いの車は、動いていた時の事故であり、こちらが多分に過失もあるだろうが、向こう(契約車)にも、
若干の過失があるのではないか」と主張してきたとします。

 その時、契約者としては、「自動車保険」に入っているので、『無過失の主張』を加入保険会社にしてもらおうと
連絡をします。
しかし、保険会社は、『無過失の主張』は「非弁行為」に当たり、『無過失の主張』はできない。
できるのは、5%なりの過失を認め、その過失割合を交渉するのならできると言います。
結局、『無過失の主張』の場合は、契約者自身が直接、相手(又は相手方の加入保険会社)と交渉をする事になります。
 
 そうなると、交渉には時間もかかりますし、慣れない事なので精神的にも参ってしまうかもしれません。

 その時に、役立つのが、「弁護士費用特約」です。
契約者に代わり、弁護士が、『無過失の主張』を行ってくれるので、交渉の行方を待つだけです。
「特約保険料」は、各社によりますが、年間で千円前後ですので、レジャー等外出が多くなるこの時期に、加入内容を
確認の上、ご検討されてはいかがと思います。

担当:谷口


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