年金問題の一つとして言われているのが、掛けた額以上の年金が返ってくるのかという疑問です。
年金は国民年金・厚生年金も終身保険ですので、長生きするほど多くが返ることになるのは間違いのない事実です。
では掛けた金額が戻るのかの計算ですが、これが厄介です。なぜなら、毎年保険料が上がっているため、と厚生年金には基礎年金が含まれるからです。そこで、標準報酬額(ほぼ給与額)が10,000円多い場合で考えてみました。標準報酬額が10,000円違うと自己負担の保険料は約840円/月変わります。で年金は約55円/月増えるのですが、これだと15年以上年金をもらって何とかという数字です(物価、金利を計算しない)。ただし、会社負担分が同額だけありますので、実質30年以上もらわないとという評論家もいます。
ここまでは一般的によく言われていることなのですが、実際の社会保険料は年金だけでなく、健康保険とセットになっている場合がほとんどです。今回シミュレーションして気付いたのが、10,000円標準報酬額が上がると健康保険料・介護保険料も含め約1420円/月変わる計算になり、この分も含めると25年以上年金をもらって何とかという数字になることです。健康保険料は所得の多い方に多くの負担をしてもらう制度ですのでこの計算は邪道かもしれませんが、シミュレーションではこうなったのも事実です。
厚生年金は正式名称を厚生年金保険という名のとおり、あくまでも保険なのかもしれません。
厚生年金のシミュレーションをして気付いたこと
2012 年 10 月 12 日2013年度からの所得税の改正について
2012 年 10 月 8 日来年度から東日本大震災の復興財源確保のため、個人の所得税に対して、「復興特別所得税」が
課せられることになりました。
これは、平成25年から平成49年の25年間にわたって、基準所得税額の2.1%の上乗せ課税が導入される
というものです。
基準所得税額とは、居住者の場合は全ての所得に対する所得税の額をいい、源泉徴収義務者は、給与のほか、
利子、配当、公的年金、報酬料金等の支払の際には、復興特別所得税を源泉徴収する義務があります。
平成24年中には影響はありませんが、平成25年以後、給与計算時や報酬料金の支払時に、源泉徴収税額が
大幅に変更になりますので、経理担当の方は注意が必要となります。来年度以降の源泉徴収税額については、
改正後の源泉徴収税額表が国税庁のホームページに公開されていますので、一度ご確認下さい。
※今年まで使っていた源泉徴収税額表は、来年度以降使えなくなりますので、注意して下さい。
また、銀行等からの利子や配当の際も今までの税額と変わっていますので、弥生会計等に入力される時にも注意が
必要となります。
詳しい内容やご質問につきましては、弊社各担当者までお問い合わせ下さい。
入浴のススメ
2012 年 10 月 5 日食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋。
秋は様々なことに挑戦できる季節ですね。
最近私はスポーツジムに通いだしましたが、さすがに毎日行くことはできないので、健康維持の為に日ごろから色々なことに気をつけています。
その中でも毎日無理なくできるのが入浴です。
ですが湯船につからず、シャワーで済ませてる方も多いんじゃないでしょうか。
特に夏は暑くて・・と思われるかもしれませんが、冷房などで意外と体は夏でも冷えています。
湯船につかることで様々な効果が期待できますよ!
■温熱作用・・体を芯から温めることで、毛細血管が広がり血行がよくなります。
新陳代謝が高まって疲労回復につながります。
■水圧作用・・たかだか数十センチでもあなどれません!意外に湯船でも水圧はかかっています。
これにより手足にたまった血液が押し戻され、心臓の働きが活発になり血液やリンパの流れを浴します。
■浮力作用・・こちらも湯船でも作用するんです!
浮力が働くことで、普段体重を支えている筋肉や関節を休ませることができます。
私は半身浴も行って、30分ほどの入浴が一日最後のリラックスタイムです。
健康は日々の積み重ねですよね。
皆さんもぜひ、一日の終わりに取り入れてみて下さい。