このあいだの日曜日、大飯原子力発電所3号機が再稼働されました。
私は以前原子力発電所を見学したことがあります。
まずそのものすごさに、政府は電力会社をつぶさないだろうなあと思いました。そして見学コースをまわり説明を聞いているうちに、使用済み核燃料はどうするつもりなのかと疑問を感じ、この施設もいつかは全てゴミになってしまう…、自分たちは便利で快適な生活をし、次の世代に負の遺産を残すのかと、見学が終わる頃には重たい気分になっていました。
それから数年後、あの時は全く考えもしなかった福島第一原子力発電所の事故が起きました。
以来、福井県でもあのような事故が起きたら、琵琶湖が汚染されたら、と恐ろしく感じています。
電気なしでは過ごせなくなった私たちの暮らし、経済への影響、地元の人々の生活、CO2の削減、国際情勢・・・
原発をやめると簡単に言い切れない問題が山積みですが、だからと言ってこのままでは、なしくずしに今まで通りになりそうな気がしてなりません。