キャッシュに対する目を養おう
早いもので今年も2月も半ばになりました。
会計事務所はこれから1年のうちで最も忙しい確定申告と3月決算を迎えます。
どの業界の方も1年の間に繁閑はあると思いますが、損益の数字は1年間の
トータルで考えても大きな問題はありませんが、キャッシュフローにおいては繁閑
の差が大きいと、一時に思っていた以上にお金が出て行き、資金繰りが悪化し、
慌てることがあります。
短期の経営計画では、月次でのキャッシュの動きも注視していくことが重要です。
私個人のお勧めでは、今は資金繰りが苦しくない方も、1ヶ月の日繰り表を作成し、
月の中で最もキャッシュの増える日となくなる日を確認してみてください。
それをしておくだけでも、キャッシュに対する目が養われることになります。
レッツ トライ!!
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「税理士事務所・会計事務所に求められる真の役割」
税理士の依頼業務は、会計や税金の相談、申告書の作成、税務調査の対応が中心だと思われます。
ですが今後の税理士は、以下の2つを重視すべきであると考えます。
財務会計から管理会計へ
財務会計とは、基準に基づく処理で、決算書の作成のためのもので、基づく決算書だけでは、企業業績を正確に把握することは困難になっています。
一方、管理会計とは、商品・顧客・部門別などの管理で、企業の現状を正確に把握するための会計です。
今後、税理士が業績を正確に把握し、業績の向上をサポートすべき立場であると考えます。
これまでの税理士事務所は会計・財務処理などの過去の事実を記録する会計(過去会計という)を業務の中心としてきました。
過去会計から未来会計へ
今後は、経営者は経営戦略を勉強し、経営計画を作成・社内に浸透し、業績の予実績管理を行うことが社長力、企業力を向上させると考えます。
これを未来会計と定義し、税理士事務所がすべきであると考えます。
この2つの会計サービスを税理士が提供することで業績向上に貢献するべきだと確信いたします。