経営者の給与をいくらにすればよいか?という疑問を持つ方が多いようです。
もちろん利益が出なければ取れないのは事実ですが、従業員の2~3倍は
とってあたりまえ。それぐらい取れるようにならないと考えます。
私が考える理由は
①1日中(24時間)会社経営のことを考え、神経をすり減らしているのだから
実働時間からいっても2~3倍なります。
逆に考えると、1日中会社経営を考えていない方は、それだけの給与はとっては
いけないことになります。
②社長の給与は全てプライベートで使えるものではありません。
特に資金繰りの問題は、経営が上手くいかないときはもちろん、上手くいき成長
しているときにも起こります。そうした場合は、増資や役員借入を行うことが必要な
ケースがあり、そのための資金として用意しておくことが必要となります。
③従業員(後継者)が経営者っていいなと思わせるためにも必要です。
最近は気楽に働きたいという若者が多く、起業するよりも、公務員や大企業で
定年までと考えているようです。そんな若者に、経営の魅力を示す1手段として
給与というのがあるのも事実です。
本当に今の給与でいいのか?一度考えてみてください。