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経営戦略塾がスタート

2010 年 2 月 20 日 土曜日

経営戦略塾が2月からスタートしました。

塾生がまだ少数ですので、マンツーマンに近い形でアットホームに行っています。

主任講師でもある長山先生はPMマトリクスをベースとした戦略の構築を指導。時にはかなり大胆なアドバイスをされるので、塾生にはかなり刺激があるようでやる気を出して帰ってもらえていると自画自賛しています。

その中でも感じるのが、ポジティブに考える人にはパワーが自然と沸いてくることです

特にここに来て業績がかなり悪くなってきている会社が多く、ネガティブな声をよく聞きます。

経営者の役割としては、現在の経営を立て直すことはもちろんのこと、将来に向けてポジティブに物事を考えるようにしていきたいものです。

キャッシュに対する目を養おう

2010 年 2 月 10 日 水曜日

早いもので今年も2月も半ばになりました。
会計事務所はこれから1年のうちで最も忙しい確定申告と3月決算を迎えます。
どの業界の方も1年の間に繁閑はあると思いますが、損益の数字は1年間の
トータルで考えても大きな問題はありませんが、キャッシュフローにおいては繁閑
の差が大きいと、一時に思っていた以上にお金が出て行き、資金繰りが悪化し、
慌てることがあります。

短期の経営計画では、月次でのキャッシュの動きも注視していくことが重要です。
私個人のお勧めでは、今は資金繰りが苦しくない方も、1ヶ月の日繰り表を作成し、
月の中で最もキャッシュの増える日となくなる日を確認してみてください。
それをしておくだけでも、キャッシュに対する目が養われることになります。

レッツ トライ!!

会長(父)から社長(子)への株式の譲渡

2010 年 2 月 2 日 火曜日

昨年、「事業承継」に関する打合せに行ってきました。
その会社さんでは2代目が継承して社長に就任し、創業者である先代が会長になられています。
しかし、代表取締役社長の変更は済みましたが、あいかわらず会長(父)が筆頭株主でした。
先代の株式保有額が大きいと、「もしも」のときの相続税の支払いが大変ですので、
まずは、会長から社長への株式の譲渡についてご提案しました。

その会社は黒字経営で頑張っていますが、過去の赤字が大きくて「純資産」は現時点でマイナスでした。
純資産がマイナスであり、土地など別途評価が必要なものが特に無い場合、株価の時価評価は額面以下となります。
計算すると譲渡株式の時価合計額は110万円以下となり、贈与税の非課税枠におさまりました。
また、社長は額面以下で株式を譲り受けますが、時価評価ですので所得税も発生しません。
(株価が額面以上の場合は、譲渡益が発生し会長が所得税を支払うことになります)
結果、会長から社長へ無償譲渡しましたが、贈与税も所得税も発生しなくて済みました。
今期は黒字になりそうですので次の決算後は株式の時価評価もあがり、上記のような譲渡はできないでしょう。

依然として業績の厳しい会社さんも多いと思いますが、自社の純資産が低いうちに「事業承継」について
検討してみて下さい。


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