弊社の経営には部門別の月次試算表は 大変役立っています。 中部工業株式会社 |
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- まずは貴社の業務内容をお聞かせ下さい
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主に官庁、役所、道路公団関係の配水管関係の洗浄、保守、管理などの業務を行っています。例えるなら「管のクリニック」というところでしょうか(笑)
- 元請として業務を請け負われているのですか?
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いやいや、元請として業務を請け負っている訳ではありません。100%下請けです。元請企業とのお付き合いは35年ほどになります。私がこの会社に入社する以前からのお付き合いですので、長いお付き合いですね。現在は大阪以外にも拠点をもって活動しています。あくまでも我々は技術集団です。
- 企業理念みたいなものはございますか?
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たいそうな理念みたいなものは掲げてませんが、しいて挙げるとすれば「名を捨て、身を取れ」ということでしょか。これは創業社長がよく言っていた言葉です。平たく言えば商売に徹しろ、ということですね。会社を知名度の高いものにするのではなく、裏方の作業であっても、そこで無くてはならない存在になって、きちんと利益を残しなさい、ということです。
- 会計事務所を変えられたきっかけは何でしょうか?
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私は今から10年ほど前に代表取締役に就任しました。同じタイミングで創業者は会長職となりました。いわゆる二人代表です。当時は資金面の管理については会長が行ってましたが、今から3年ほど前に正式に資金面においても私が管理するようになりました。実質的に経営者となりましたので、これをきっかけに会計事務所を変えました。前の先生が高齢ということもありましたが、私なりに会社の財務内容きちんと理解し、新たなスタートを切るにあたっては変えるべき、という結論に至ったのです。そのあとは竹内総合会計事務所さんもご存知のとおり社会保険労務士の先生のご紹介で…ということです。
- 中小企業にとってこれからの会計事務所はどうあるべきかとお考えでしょうか?
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それは大変難しい質問ですね(笑)。正直これといった答えはすぐには見つかりません。
私は学卒後、中部工業に入社し一貫して現場ばたけを歩んできました。経理、損益計算書、決算書などの言葉とは縁のないところで仕事してきた訳ですので、これを理解するには相当に時間がかかりました(笑)。もちろん今でも分からないことは多々あります。決算書もそうですし、毎月の試算表もそうですが、そこにある数字を専門的な言葉ではなく、実際の会社活動の中での言葉に置き換えて説明して頂ければ大変助かります。営業活動と試算表の数字が直結するというか、イメージがつかみ易いというか、その点は山崎さんに感謝しています(笑)。各々の会社の規模、経営理念、運営方針を踏まえた上で、本当に経営のことを考えての助言が会計事務所にとって不可欠なように思います。
部門別の月次試算表は弊社の経営には大変役立っています。取締役の会議資料として大いに活用させて頂いてます。
本日はお忙しい中どうも有難うございました。長いお付き合いをさせて頂きたいと思いますので、弊社へのご要望もご遠慮なく言って下さい。有難うございました。