なぜ経営計画が必要なのか
「成り行き経営はなぜだめなのか?」
経済成長が順調な右肩上がりの時代は、売上高のアップが企業利益のアップに直接結びつていました。しかし、供給が需要を上回る経済、つまり物余りの今の時代は、同業者間の競争が激化し、売上の増加も鈍化し、利益の向上も厳しくなってきています。
そんな今の時代の競争に打ち勝つためには同業他社が持つ以上の知恵とたゆまない努力が要求されます。つまり、”まじめにコツコツ働いている!”だけでは会社に利益とお金は残らないのです。これを経営者や幹部は理解しなければなにも始まらないのです。つまり、現在の経営の延長線にはあなたの会社の未来はないのです。
経営計画書を作成する目的とはなに?一言でいれば、あなたの会社の”経営力”をアップすることです。会社の経営力をアップするためには、①自分の会社の今をよく知ること②これからどうしていくべきかを考えること③その目標と目的を社員に落とし込み共有することが必要です。
経営計画書はそのためのツールなのです。残念ながら、経営計画書を作成している企業が少ないのは大変残念なことです。”先のことは分からないから作らない!”という方に一言…「先が読めないからこそ作るんですよ!」
また今の時代ほど”社長力”が求められる時代はありません。社長力とは、先見性、問題解決力、リーダーシップ等であり、経営数値に基づく経営を実施することがその原点でもあります。その一歩目として、経営計画で現状を確認し、課題をみつけ、目標を立て、そこに向けてどうするのか(対策)を考えることが重要であり、経営計画書を作成することが、社長力をアップする近道なのです。
経営計画書は作成して終わりではありません。運用することこそが経営者の最も重要な仕事です。
つまり、これを活用し、会社の業績を上げていくことが最終目的であり、そのためにはこの活動に日ごろから社員を巻き込んでいかなければなりません。
- 社長の考えを社員に浸透させること
- 社員に経営参加意識を持たせること
- 社員と一緒に考える場を作ること
経営理念・ビジョンの立案
経営の理念やビジョンを明確に打ち出せていますか?
「経営理念?むずかしそうだな」「経営ビジョン?そんなのいるの」と思っていませんか?
なんとなくでも作り方さえわかれば、社長の考えを文字に置き換えるだけですので難しくはありません。
景気の低迷で社員も不安に思っている今の時期にこそ必要不可欠ですので、作り方を覚えて作成してみてください。
経営理念とは、会社の考え方ポリシーといえるもので、社員にとってはもちろん取引先からもどんな考えをする会社なのか?を判断する材料にもなります。
経営ビジョンは、近い将来における会社の目指す方向であり、これを明確にすることで社員のモチベーションも上がります。
どちらも、会社経営をしていく上では必要不可欠なものです。
経営戦略の立案
「経営戦略という言葉はよく耳にするが、よくわからないな」という方が多いのではないでしょうか?
登山でいうと、山頂への行き方(ルート)を決めるようなことです。
当社では「戦略マップ」というわかりやすいツールを使って、戦略を構築する方法を紹介しています。
是非一度チャレンジしてみてください。
経営ビジョンの「いつまでに何をする」という目標に対し、経営戦略とは「その目標であるビジョンを達成するためにはどのようにすればいいのか?」という方法のことです。
いろいろな中小企業の成功事例を参考にして、貴社だけの「儲かる戦略」を一緒に考えます。
経営計画の立案
「計画を立てても計画倒れになってしまうんだよ」
という方が多いのではないでしょうか?
当社の経営計画は絵に描いたもちに終わらせないように、その計画を達成するために何をするべきか。
裏づけとしての投資や販売力・活動など具体的にどうして行くのかを合わせて考える本物の経営計画になっています。
計画倒れに終わらせないためにも本物の経営計画を立ててみませんか?。
弊社では、計画倒れにならないような計画を作成する「簡単操作のPCソフト」を使用し、より具体的なシュミレーションを行います。 一度、ご相談ください。